「第14回わくわくトコ夏ランド2023」が8月26日・27日の2日間、元町交差点近くの元町コミュニティ広場(所沢市元町)で開催される。
所沢銀座協同組合の所沢銀座商店街(=とこぎん)が主催する同イベント。コロナ禍による制限のない開催は4年ぶりで、14回目となる今年は、例年の屋台やステージに加え、マレーシア大使館とのタイアップ企画を用意する。
マレーシアとの連携企画では藤本正人所沢市長とマレーシア大使館農務担当参事官・ジャスワンさんとのトークショーを行うほか、マレーシアの食文化の紹介や、マレーシアのフルーツ「ドリアン」の無料試食会を予定する。
「食の文化交流」として、ドリアンは藤本市長に、所沢しょうゆ焼きそばはジャスワンさんに、それぞれ味わってもらう企画も用意。ドリアンは各日約50人ずつに試食してもらう準備も進めている。「なかなか食べる機会がないドリアンを、ぜひこの祭りで味わってほしい」と同商店街副理事長の山崎伸さん。
このほかクラシックやジャズの生演奏、ダンスステージ、トコろんショーなども予定。今年は、所沢に拠点を置き世界で活躍する「クライネス・コンツェルトハウス」のバイオリニストとチェリストのアンサンブルやトロンボーンユニット「とこなっつ」が出演する。「ビッグフェロージャズオーケストラ」がライブ演奏をしたり、「ノアノア」がダンスステージを披露したりする。
飲食ブースでは所沢しょうゆ焼きそば、かき氷、唐揚げ、ビール、ドリンクなどを販売するほか、ダーツやスーパーボウルすくいなどのゲームも出店。消防車に触ったり、見たりする消防団体験も。
山崎さんは「祭りでドリアンを試食する企画はなかなかないと思うので、話題性やわくわく感がたっぷりあると思う。ドリアンは普通に買うと2~3万円するものなので、貴重な体験をしていただき、南国気分を味わってほしい」と話す。「マレーシアを直に感じてもらえる楽しいイベントになっているので、たくさんの方に来場してほしい」とも。
開催時間は15時~20時。