「ところざわYOSAKOI（よさこい）」が9月17日、西武池袋線狭山ヶ丘駅東口と、ところざわ自動車学校（所沢市東狭山ヶ丘2）で開催される。ところざわYOSAKOI元気フェスタ実行委員会が主催し、今年で14年目を迎える。

4年ぶりの開催

　コロナ禍の影響でしばらく中止となり、4年ぶりの開催となる今年は30チームが参加し、総勢約800人の踊り子たちがよさこいを披露する。よさこい踊りでは必需品となる「鳴子」を両手に持ち、法被や色鮮やかな衣装、和調の着物風コスチュームに身をまとい、狭山ヶ丘駅とところざわ自動車学校練習コース内の2カ所、計3カ所でパフォーマンスを披露する。

　参加チームは埼玉県内からの出場が多く、次に埼玉近郊の都県。企業や高校の部活動として参加するチームや、子どもから高齢者までが一つのチームとして出場する組もある。

　よさこい踊り以外に「総おどり」「大旗コンテスト」と呼ばれる催しも予定。総おどりは一般参加・飛び入りが可能なフィナーレの演目。「よさこいが踊れなくても、参加チームの人たちが教えてくれるので楽しんで参加してもらえたら」と、ところざわ自動車学校の田中嘉明さん。大旗コンテストはその名の通り、大きな旗を持って左右に大きく振る「見応えのあるイベント」だという。

　当日は屋台やキッチンカーが出店し、焼きそばやかき氷、子ども用くじ引き、ルーローハンなどを販売する。

　併せて、祭りの写真を撮って送れば参加できるフォトコンテストも実施。当選者には賞品も用意する。

　同自動車学校の新井雄己さんは「狭山ヶ丘名物のよさこいが4年ぶりに復活する。観客を飽きさせないエネルギーあふれる踊りが見られるので、ぜひ多くの方に見に来てほしい」と呼びかける。

開催時間は、狭山ヶ丘駅東口会場＝10時～15時、ところざわ自動車学校＝11時～16時。