「TOKOROZAWA STREET PLACE(所沢ストリートプレイス)」が11月18日・19日の2日間、元町コミュニティ広場(所沢市元町)・旧市役所前(宮本町1)・所澤神明社(宮本町1)で開催される。
同イベントは、「私の好きなトコロがある街」の実現に向けた、居心地が良く歩きたくなる街を作ることをテーマに社会実験として、街なかに個性的な店を集めたマーケットイベント。街歩きスタディー、ワークショップなど、さまざまなプログラムを行う。
所沢駅周辺エリアでは都市開発が進み景観が変わる中で、同市では旧町地区において「多くの人が共感できる街づくりのビジョン」として「所沢駅周辺グランドデザイン」を決めた。「所沢駅周辺グランドデザイン」とはまちづくりの方向性を示すもので、このビジョンを共有しながら官民が連携し、「理想の街を目指す」という。
当日はローカルフードやクラフトの販売、ワークショップ、キッチンカーの出店があるほか、ストリートファニチャー(街なかの休憩施設)を設け、「憩いの空間」を出現させる。
季節感や素材を生かしたパンとお菓子の店「みかんの木」や移動式の駄菓子店「だがしひがし」、地元所沢産野菜を販売する「所沢市4Hクラブ」、生産から販売まで自家栽培のつぼで焼き上げる焼き芋「ライオン・ポテト」などが出店する。他に、紙と紙ししゅうを使ったものづくりの「soeru craft(ソエル クラフト)」、生花やドライフラワーの販売を行う「green&flower craft Happiness(グリーンアンドフラワー クラフトハピネス)」なども出店予定。
所沢市街づくり計画部都市計画課長の増子雄一さんは「『所沢駅周辺グランドデザイン』に示す街の理想像実現に向け、街なかで新たな所沢の魅力を作り出す社会実験『STREET PLACE CHALLENGE』の開催に当たり、街の魅力や個性に触れ、今後の所沢のまちづくりについて市民の皆さまと共に考える機会となれば」と話す。
開催時間は11時~16時。