カフェ「納屋茶寮 MEGURU(めぐる)」(所沢市下富)が2月24日、三富今昔村内にオープンする。経営は石坂産業(三芳町上富)。
店のコンセプトは「土からの循環を『食』を通して巡るカフェ」。地元の農家が暮らしていた母屋と納屋を譲り受け、納屋を茶寮へと改築した。梁(はり)を生かした木の温もりのある空間が特徴だという。
昼の献立は月替わりの「こだわりの和食 飲み物付き」(2.800円~)1種類で、甘味付きは別途400円~。運営担当の齋藤さんは「季節の味覚を味わってほしいので、食事は丁寧にだしから取り、発酵食や野菜は主に二十四節気を大切にしながら、心穏やかになる料理を提供している」と話す。
お茶の時間には和の甘味「自家製白玉あんみつ」(500円)や「特別なブリオッシュのあんバタートースト」(700円)などを用意。ドリンクは「今月のハーブティー」「発酵りんごジュース」「特製甘酒」(各650円)がある。
店内では、農薬や化学肥料を一切使わない自社農園の野草やハーブを使ったオリジナルハーブティーなどの品も販売している。
齋藤さんは「里山の納屋を改装した店内でゆったりとした時間を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は、昼(予約優先)=11時~15時、お茶=14時~16時30分(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜・火曜定休。古民具などの展示の関係上、小学生以下の入店は不可。