ウルトラマンをテーマにしたライド・アトラクション「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」が7月14日、西武園ゆうえんち（所沢市山口）夕陽館で始まった。

制作を手がけた映画監督の山崎貴さん（右）、刀の津野庄一郎さん（左）

　同アトラクションは来場者自身が科学特捜隊員としてウルトラマンとともに空を駆け巡り、怪獣「宇宙恐竜ゼットン」に立ち向かう没入型のライドアトラクション。

　制作を手がけたのは「ALWAYS3丁目の夕日」「永遠の0」の映画監督として知られる山崎貴さん、刀の津野庄一郎さんをはじめとするクリエーティブチーム。細部まで作り込んだ映像と巨大スクリーン、映像とともにシンクロして揺れ動くライド・システムなどで構成。「まるで自分がその場所にいて、戦ったり逃げたりする感覚が味わえる」という。ウルトラマンと一緒にゼットンに立ち向かうストーリーや急加速・急旋回し、縦横無尽に飛び回る飛行体験もできる。

　津野さんは「傍観者ではなくウルトラマンと一緒に戦うライドシステムを作りたいと思った。戦いの中に飛び込んでいくスリルや興奮を感じてほしい。ゲストの反応が早く見たい」と話す。

　「今回のデザインはウルトラマンもゼットンもオリジナルで書いている。巨大なスクリーンに映し出される映像は近くで見てもリアリティーがあり鳥肌が立つくらい大迫力で見られる。現在上映中の『ゴジラ・ザ・ライド』を超えることを目標に作った。自信はある」と山崎監督。「実際に動く椅子に乗って進んでいく体験をしたが、本当にぶつかるのではないかと怖かった。でも乗ってしまったら最後まで行くしかない。普段できない体験ができるので楽しんでほしい。いろんな感想が聞ければ」とも。

　営業時間は10時～20時（時期により異なる）。1日レジャー切符は、大人＝4,900円、小人＝3,600円。対象は4歳以上かつ身長100センチ以上（130センチに満たない場合は18歳以上の保護者の同伴が必要）。