地元密着型のイベント「武蔵野回廊文化祭」が11月18日・19日、ところざわサクラタウン(所沢市東所沢和田3)で開催される。
中央広場に老若男女が楽しめるブースが勢ぞろいするほか、千人テラスでは日替わりでさまざまなパフォーマンスステージを行う。全国で行うコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」も所沢で初めて行われる。
角川武蔵野ミュージアムではワークショップを開催。18日は倉片人形の職人と一緒に作る押絵羽子板制作ワークショップ。所沢市は春日部と並ぶ、埼玉県内有数の押絵羽子板の産地。ひな人形の職人たちが押絵の技術を学んで作るようになった押絵羽子板の制作が体験できる。19日は廃棄コスメを使った塗り絵ワークショップ。使わなくなったアイシャドーを絵の具にアップサイクルし、宇宙をテーマにした塗り絵を体験する。いずれも事前に参加チケットの購入が必要。
KADOKAWAの前田郁果さんは「当施設を起点に武蔵野を盛り上げるため、コスプレや漫画のポップカルチャー、押絵羽子板などの地元の伝統文化、そして現代アートを混ぜた新しい祭りを企画した。隣接する東所沢公園では『奇天烈(きてれつ)』がキーワードの縁日とアニソン盆踊りも開く。縄文時代からさまざまな移民や文化が交わってきた武蔵野で、現代ならではの多様性を表現したいと思った」と話す。
開催時間は11時~17時30分(エリアによって異なる)。