ところざわサクラタウン(所沢市東所沢和田3)で12月29日に開催される「FAVCUP2023」の会場で、埼玉県eスポーツ連合が献血活動を行う。
埼玉県内をはじめ、全国的にも若年層(10~30代)の献血者数は減少傾向にあり、このままだと将来的に血液の安定供給に支障をきたす恐れがある。同連合はこの現状を理解し、この度、献血サポーターに登録した。eスポーツ団体の登録は全国で初だという。
日本eスポーツ連合(JeSU)の地方支部認定を受け、埼玉県におけるeスポーツの発展、普及、選手育成、教育を活動の目的とする同連合。eスポーツを通じて、「地域の人々との交流、健全な精神を育み、埼玉県の活性化、スポーツ文化の発展に貢献していく」という。
埼玉県赤十字献血センターの長倉さんは「埼玉県eスポーツ連合が献血サポーターに登録したことにより、今後eスポーツイベントやプロeスポーツチームに連動する献血活動を実施することができるようになる。若年層を中心に献血のきっかけにつながれば」と期待を寄せる。