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所沢航空記念公園で「暮らすトコロマーケット」

暮らすトコロマーケットの様子

暮らすトコロマーケットの様子

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 所沢航空記念公園(所沢市並木1)で11月19日・20日、「暮らすトコロマーケット2022」が開催される。

暮らすトコロマーケット

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 所沢では約300年以上の歴史を持つ「市」が毎月3と8の付く日に開かれ、農作物や道具類、 生活雑貨、着物や骨董(こっとう)が並び、にぎわっていた歴史がある。しかし、現在は実蔵院の参道のみとなった。かつてのにぎわいを復活させたいという仲間が集まり、2015(平成27)年秋に再び始まった。

 暮らすトコロマーケット(通称=「暮らトコ」)は、「つながる・交わる・暮らしと手仕事」をテーマにクラフトとアート、食と農と音楽とが融合するマーケットイベントである。多くの人たちに手仕事やものづくりの素晴らしさを知ってもらいたい、地域や人とのつながりを大切にしていきたいという願いを込める。今年はショップエリア、ライブエリアが復活し、入場制限のない開催は3年ぶりとなる。

 今回の出店者数は約100。そのうち12が新規出店となる。クラフト、ショップ、フードのジャンルがあり、クラフトエリアでは陶磁器や木工、布織、ガラス、皮革などが、ショップエリアでは、古道具、アンティーク、家具、雑貨、古着などが、フードエリアでは、カフェ、ハンバーガー、パン、コーヒー、クラフトビールなどが、それぞれ出店予定。

 1回目より出店している「studio caravan」は、東所沢の鉄骨家具と生活用品を扱うショップ。北欧のデザインを鉄という異素材に落とし込んだ、「和でもあり洋でもあるニュートラルな家具」を製作している。暮らしにまつわるセレクト雑貨やインダストリアルな照明器具などを求めて他県からも人が訪れるという。

 群馬県高崎市から出店する「hase」は、ショップカードや名刺、店舗のリーフレットのデザイン制作を手がける。同イベントのDM、当日配布のマップ、横断幕なども制作している。

「にじわぱん」は毎回長蛇の列ができ、早々に売り切れるパン店。数年前には大宮駅近くに実店舗もオープンした。

 実行委員の担当者は「全国から多くの出店者が集まる暮らトコで、地元のクラフトビール『野老ゴールデン』とコラボレートした開催当日限定販売のビールや、暮らトコをイメージしロースターが特別にブレンドした『暮らトコブレンド』のコーヒーも味わってほしい。秋の一日を楽しんでいただければ」と来場を呼びかける。

 開催時間は、10時~16時。小雨決行、荒天時中止。当日5時にSNSで開催可否を知らせる。

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