所沢市4Hクラブ(農業青年クラブ)による「夏の農産物発表会」が7月25日、所沢市役所本庁舎1階市民ホールで開催される。
4Hクラブは若手農業後継者で組織される農業青年クラブのことで、全国各地にクラブ会員がいる。
所沢市4Hクラブでは現在17人の会員が、農業の技術向上や振興のために活動を行っている。より良い栽培方法を試行したり、農業用ドローンを活用したりしながら、農業に従事している。毎年7月に「夏の農産物発表会」と題し、市内で採れた野菜を販売する。31回目となる今回は、唐辛子やズッキーニ、枝豆、ニンジン、ジャガイモ、大根、ショウガなど数多くの農産物を販売する。
当日は農産物販売のほか、普段の活動紹介や市内で生産している農産物をPRするパネル展示も予定。
4Hクラブの大舘祐亮さんは「普段は野菜を産直市場やスーパーに置いてもらったり、市場へ卸したりするが、農産物発表会では直接買いに来る人の顔が見られ、生の声が聞けるのがうれしい」と話す。「(買ってくれた野菜を)食べる人の顔が近くにあるというのは、『おいしかった』という良い意見ばかりではなく、悪い声や要望もあるが、逆にその声を聞いて改善、反映することもできる。欲しい野菜や購入した野菜をどんな料理にするかなど、いろいろな話を聞かせてくれると励みになる」とも。
販売時間は10時~15時(売り切れ次第終了)。