イルミネーションイベント「夕日の街灯(あか)りイルミネーション」が10月20日、西武園ゆうえんち(所沢市山口)夕日の丘商店街エリアで始まった。
昨年は園内のいくつかのスポットを巡り、イルミネーションを見てもらう演出にしていたが、今年は「懐かしくも心温まる」をテーマに、園内入り口すぐの「夕日の丘商店街」へと場所を移した。
「昭和の世界へ没入してほしい」と温かな琥珀(こはく)色の電球にこだわり、全長150メートルの商店街を彩る。昔懐かしい楽曲に合わせて電球の色が変わったり、シャボン玉やスモークバブルが舞ったりする仕掛けも用意。子どもとおばあちゃんの声も聞こえてくるストーリー仕立てで、20分に1回上演。商店街の中を歩きながら見たり、ベンチに座って見たりすることもできる。
クリスマスにはマイナーチェンジも予定。「1度だけでなく、2度、3度と楽しめるイルミネーションになっている」と西武園事業本部の中村眞二さん。「カップルや女性をはじめ、ファミリーで来て、お父さん・お母さんは懐かしんで、子どもは演出を感じて擬似体験してもらえたら」という。
中村さんは「懐かしさあふれる、心温まるイルミネーションになっているので、童心に帰って昭和の世界観を感じてもらえたら」と話す。「今年は昨年とはまた違った演出になっているので、たくさんの方に来園してもらえたら」とも。
営業時間は、ゆうえんち=10時~20時(時期により異なる)、イルミネーション=17時~19時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。1日レジャー切符は、大人=4,900円、小人=3,600円。イルミチケットは、大人=2,900円、小人=2,100円。4月7日まで。