狭山ヶ丘の静かな住宅街の中に工房を構える「アビー工房」(所沢市狭山ヶ丘1)が11月3日、狭山茶をモチーフとしたガラスペンを限定販売する。
狭山茶ガラスペンを制作したきっかけについて、店主の安部早苗さんは「以前、所沢市観光情報・物産館に打ち合わせに行った際、館内に数種類の狭山茶や狭山茶を使ったお菓子が販売されていた。所沢市の名産品である狭山茶をモチーフとしたご当地の作品を作りたいと思った」と話す。
開発に当たって苦労したのはグリップの中身の部分。「茶畑をイメージしたが、見る人によってはアスパラガスやブロッコリーに見えると言われた」と振り返る。
狭山茶ガラスペンは限定20本を用意。カラーは5種類で各4本。価格は8,800円。初回販売記念で銀箔(ぎんぱく)入り茶葉イメージのペンレストが付く。
安部さんは「狭山茶ガラスペンを実際に工房に来て、手に取り、気に入った作品を見つけてほしい。所沢には狭山茶という名産品があることも知ってほしい」と話す。「ガラスペンは明治時代からある歴史ある文房具。ガラスペンの良さも知ってもらえたら」とも。
営業時間は14時~19時。営業日はインスタグラム、Xで確認できる。