企画展「翔んで埼玉展-埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。-」が11月14日、角川武蔵野ミュージアム(所沢市東所沢和田3)で始まった。
同展は映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」の公開を記念し、作中に出てきた美術品や小物を展示したり、オリジナルグッズを販売したりするもの。
目玉は、映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」に登場する美術セットをそのまま展示している点。「実際の世界観を体験してほしい」と劇場のセットを置き、リアルに再現した。
会場に入るとまずキャストの役柄やプロフィールが書かれた展示パネルがあり、さらに進むと「都会指数検定」のクイズコーナーがある。AとBのドアを置き、正しいと思う部屋へ。「子どもから大人まで、楽しみながら参加できるコーナー」とKADOKAWAの松井隆さん。
このほか、出演するキャストの舞台裏のエピソードを上映し、せりふや台本、サイン、衣裳、デザイン画も展示している。映画の撮影風景の写真やメーキング映像も展示するほか、フォトスポットも用意する。
松井さんは「映画を見る前の予習として、当展へお越しいただき、映画を見た後は『こんな場面あったな』と感じてもらえる企画になっている。劇中の美術品や小物なども細かいところまで再現し展示しているので、多くの方に足を運んでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~18時。当日券は一般1,500円ほか。1月14日まで。