「所澤神明 宵の市(よいのいち)」が8月6日~8日の3日間、所澤神明社(所沢市宮本町1)で開催される。コロナ禍による制限のない開催は3年ぶりで、7回目となる今年は6日に前夜祭、7日に本祭、最終日となる8日に後夜祭を行う。
コロナ禍以前は延べ2万人が訪れるなど所沢の夏の風物詩となっている宵の市は、所澤神明社の七夕祈願祭と同時に行われるナイトマーケット(縁日)。
所沢では昔から月遅れで七夕を行う習わしがあり、毎年8月7日(旧暦7月7日)に開催している。奉納コンサートやナイトマーケットを3日間行うほか、七夕祈願祭として7日に雅楽演奏と巫女(みこ)舞を、6日・8日に神主・巫女体験会を予定する。
境内では空間演出を行う作家を10組ほど招き、装飾を施しながら非日常な空間を作り出す。会場には地元の飲食店や古道具店、玩具店などが出店し、色とりどりの店や出し物が並ぶ。浴衣で来場すると駄菓子のプレゼントも用意。6日・7日は約70店、8日は50店ほどの店が並ぶ予定だという。今回は神社近くの「PCデポ スマートライフ所沢有楽町店」の敷地も使う。
実行委員会の角田テルノさんは「今年で7回目、そしてコロナ禍以降初の制限なしの開催ができてうれしい。コロナ前まで実施していた大広間の出現もお楽しみに」と話す。
開催時間は各日15時~21時。