産学官連携商品「所沢牛すじラー油」が11月5日から、所沢市観光情報・物産館「YOT-TOKO(よっとこ)」(所沢市大字松郷)で先行販売される。
西武学園医学技術専門学校、同館、長登屋が2022年12月から商品開発に取り組み、約10カ月をかけて完成した同商品は、所沢牛の牛すじ肉、所沢産のニンジン・ネギを多く調合し、具だくさんで「食べ応え」があるというピリ辛ラー油。「存在感があるすじ肉をじっくり柔らかく煮込んでうまみを凝縮。誰でも食べやすい食感に仕上げた。ご飯のお供、酒のあてにも合う」と監修の西武学園医学技術専門学校の小池朋子さん。
企画した所沢市観光情報・物産館の田川純さんは「産学官連携企画は2年前に始まった。2021年に琥珀(こはく)糖の商品開発を進めていたが、長期保存の加工段階で製造を断念し商品化できなかった。ようやく実現することができた」と話す。
所沢市観光情報・物産館で11月5日に開催される「秋の収穫祭」で、西武学園医学技術専門学校の生徒が販売。内容量85グラムで価格は756円。開催時間は10時~16時。